脇の下や首などに、皮膚でできた小さな突起を見ることはありませんか?
引っ張ると痛いし、気になりますよね。
これ、皮膚科では一般的にスキンタッグと呼ばれています。アクロコルドンともいいます。
首にできたときは「首いぼ」ですね。
目の周りにできてしまうこともあります。
若いときは無縁でも、年齢を重ねると、少しずつ増えていく人が多いです。
今回は、アメリカのサイトから、そんなスキンタッグの原因と考えられていることをご紹介します。
どうして起こる?スキンタッグの4つ原因
1:汗や摩擦による皮膚への刺激
首、脇の下、鼠径部は汗をかきやすく、皮膚が刺激をうけやすいです。そのためスキンタッグができやすくなります。
肥満による皮膚の刺激:
肥満の人は皮膚が重なりやすいため、結果的に摩擦の機会が増えます。摩擦が起きた部分にスキンタッグができやすくなります。
服装による皮膚への摩擦:
宝石を身に着けたり、きつすぎる服を着ても、皮膚に摩擦が起こります。職場でシャツとネクタイを着用している場合にも首にスキンタッグができる可能性が高くなります。
2:ホルモンバランスの変化
ホルモンの量の変動はスキンタッグを引き起こすと考えられています。
妊娠や出産:
妊娠/出産経験のある女性はホルモンや体重の変動が大きいためスキンタッグができるリスクが高くなります。
ステロイドの使用:
ステロイドの使用は男性ホルモン・テストステロンと女性ホルモン・エストロゲンのバランスを変化させます。そのことがスキンタッグを引き起こすことがあります
加齢
スキンタッグは高齢者では一般的です。皮膚の弾力が失われることによります。
糖尿病の前兆
スキンタッグは糖尿病になる前の段階に見られる症状でもあります。体重の増加とともにできる場合もあります。
・・・いかがでしょう?
中には意外な理由もありますね。一番多そうなのは皮膚への刺激と加齢でしょうか?
すでにスキンタッグにお悩みの方は、次回記事に解決方法をとりあげるので、あわせてご覧ください