近年、イチゴとブルーベリーが混ざった「ベリー味」と称する食品が増えている気がしませんか?
イチゴとブルーベリー、どうして混ぜることが人気になってきたのでしょう?少し贅沢な感じですね。
そこには、意外な健康のための理由があるのかもしれません。
脳の老化を防ぐ ベリー類の効果
2012年のアメリカの臨床研究では、
毎週、カップ一杯分のブルーベリーとイチゴを食べる生活を2年以上続けた場合、認知力の低下の速度が遅くなることが明らかになりました。
アメリカ・ナショナル・ライブラリーのページにも、ベリー類はパーキンソン病やアルツハイマー病といった、加齢にともなう脳の神経変異疾患を予防し、神経を保護し、自力で認識機能を向上するお手伝いをしてくれるとあります。
これらの効能はベリー類に含まれるフラボノイド化合物であるアントシアニンによるものと考えられています。
このアントシアニンは色の濃い実ほど、多く含まれています。
ベリーを購入する時は、色の濃いものを選ぶようにとアドバイスする健康記事もあるほどです。
ホワイトマルベリーのドライフルーツが人気の中国で、白い実より黒い実のほうが人気なのも、アントシアニンの栄養価が評価されてのことでしたね。
(関連記事:「ホワイトマルベリーは黒い方が体にいい?!正しく知りたい桑の秘密」)
ブルーべリー、ストロベリー、マルベリー(桑の実)のほか、ブラックカラント、ブラックベリーも、こうした効能を持つフルーツです。
手軽にベリー類を食べ続ける方法
上記したベリー類が神経に及ぼすポジティブな効果は、毎週1カップのベリー類を取る生活を2年続けた結果、みられたとあります。
しかし、現実的には、どうでしょう?
ベリー類を、定期的に食べるのは大変です。
お値段もあまりお財布にやさしくないですね。
ブルーベリーはあまり日本で栽培されてないですし、イチゴも旬の季節以外は輸入品のみになってしまいます。
他のベリー類はもっと入手が難しいですね。
ジャムなら一年中食べられますが、糖分が心配です。
・・・けれども、大丈夫!
なんと冷凍したベリー類でも、脳にもたらす効果は生のものとほとんど変わらないのです。
生のイチゴやブルーベリーと違って、冷凍フルーツは簡単に手に入りますね。
しかも洗わずにすぐに使えるので、スムージーにしたり、アイスに入れたりといった形で、簡単に取ることができます。
特にスムージーは一瞬で作れて、すぐに飲めるので、忙しい方にもおすすめですね。
ブルーベリーと苺の効能 まとめ
以上の情報をまとめると・・・
・ブルーベリーと苺は脳の老化を防ぎ、アルツハイマー病やパーキンソン病など予防する
・週に一度、1カップの量を続けることで効果がみられる
・ブラックベリー、桑の実など色の濃いベリーも同じ効果がある・冷凍したものでも効果が期待できる
・・・どうでしょう?
色の濃いベリーって嗜好品だと思ってましたが、単なるデザート以上の効果ですね。
https://stayingsharp.aarp.org/art/nourish/16/bright-color-berries.html
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4192974/
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