アメリカのナショナル・ライブラリーによると、
1989-90年にかけて、魚を毎週食べる食生活を送っている人と、そうでない人の調査が行われました。
そして、その10年後に再び、それぞれの脳の状態に対する検査が行われました。
MRIを使用した本格的な検査です。
この結果、毎週、魚を焼くか煮るかして食べている人のほうが、食べていない人よりも、脳の灰白質がより多く確認されることとなりました。
脳に魚がよいというと、オメガ3脂肪酸を多く含む、鯖や鮭といった魚が思い浮かびますよね
しかし、この調査の場合、対象者が食べた魚の種類と、それがオメガ3脂肪酸を多く含む種類かどうかは関係がないとしています。
また対象者が高齢であっても、やはり灰白質の増加がみられたということです。
脳の重要部分 灰白質の役割とは?
ところで、灰白質ってなんでしょう?
灰白質とは、脳のうちで神経細胞体が存在している部位を指します。脳の中でも高度な処理を行う部分です。
これに対し、神経細胞体がなく、神経線維が中心の部位を白質と呼びます。この部分は灰白質にある神経細胞の信号をつなぐ働きをします。
灰白質は記憶を長期にわたって貯蔵する部分/でもあります。感情の制御にもかかわっているという説もあります。
アーティストのような創造性を求められる仕事についている人も灰白質が多いといわれています。
灰白質を増やす魚の食べ方 まとめ
上で取り上げた調査によると、灰白質が増加した条件は以下になります
・焼くか煮るかした魚を毎週食べていた人
・およそ10年間、その生活習慣を続けた人
・年齢に関係なく増加する
これにより、脳の老化への対策は、長期にわたって行ったほうがよいという結論になるんですね~
つまり
「できるだけ若いうちから、週に一度は魚を食べる」
たったこれだけ!で老化対策になるということ。
魚って人間の体にやさしい食べ物なんですね
https://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52210028.html?_p=2
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25084680
●おすすめ記事
ホワイトマルベリーは黒い方が体にいい?!正しく知りたい桑の秘密
国産・無農薬・無添加!ノンカフェインの健康茶【健美くわ茶】 <PR>