「キヌア」という雑穀をご存知ですか?
健康、美容に良いことから一時期雑穀がブームになり
〇穀米にはまったという方もおられるのではないでしょうか。
実は私もその一人で、せっせとご飯に混ぜて炊いていたら
今では雑穀を入れないと物足りなくなってしまいました。
ではなぜ、「雑穀が健康や美容に良い」と言われているのでしょうか?
実は…
雑穀には白米では摂りにくい栄養が豊富に含まれているのです!
その中でも特に、NASA(アメリカ航空宇宙局)からも認められ、スーパーフードとも言われている「キヌア」をご紹介します。
ちなみにスーパーフードとは日本スーパーフード協会によると下記のように定義されています。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
1.キヌアってどんな穀物?
南米原産のやや黄みがかった乳白色の小さな粒がキヌアです。
厳密にはキヌアはホウレン草と同じヒユ科アカザ属に分類されており、穀物ではないのですが「擬似穀物」と称され、
数千年前から食用されているそうです。
400~500年ほど前のインカ文明の時代にはキヌアは
トウモロコシと同様に貴重な作物であり、
「チソヤ・ママ」(「穀物の母」)と称され神聖な作物
と見なされていたそうです。
人類の主要食であったのですね。
何だか神秘的にも感じます。
2.キヌアの栄養価は?
●たんぱく質のアミノ酸スコアが高い
9つの必須アミノ酸(人間の体内で十分に合成できないため食品から摂取する必要のあるアミノ酸)が全て含まれています。
身体作りに欠かせないたんぱく質をバランスの良い形で摂ることができます。
●ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている
糖や脂質の代謝に必須のビタミンB群が多く含まれているので食べたものを効率よくエネルギーに変える手助けをしてくれます。
骨の形成や筋肉の動きに重要なカルシウムやマグネシウム、
血行を良くしたりホルモンバランスを整えてくれるビタミンEも豊富に含まれています。
●食物繊維含有量が多い
食物繊維には便やコレステロールの排出を促し、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
美肌やダイエットの味方とも言えそうです。
実際に白米と比較してみると
食品名(100g当たり) | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | カルシウム | マグネシウム | 亜鉛 | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE | 食物繊維 |
穀類 精白米 | 358㎉ | 6.1g | 0.9g | 77.6g | 5㎎ | 23㎎ | 1.4㎎ | 0.08㎎ | 0.02㎎ | 0.1㎎ | 0.5g |
キヌア | 359㎉ | 13.4g | 3.2g | 69.0g | 46㎎ | 180㎎ | 2.8㎎ | 0.45㎎ | 0.24㎎ | 2.6㎎ | 6.2g |
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
なんと
ビタミンB群が5倍以上!
カルシウムやマグネシウムが8倍以上!
食物繊維は12倍!!
これがスーパーフードと言われる所以ですね。
私の体感からも
実際に雑穀を食べた翌日のお通じはすごくよいです!
代謝がよくなり体の巡りがよくなることで
冷え性や便秘が改善されるなど、特に女性には嬉しい効果が期待できそうです。
これは普段の食事に取り入れない手はないですね!
3.キヌアの食べ方は?どうやって食べればよいの?
キヌア単体で炊く事もできますが、より手軽に取り入れるなら
ご飯を炊く時にお米に混ぜて炊くのが簡単でおすすめです。
お米1合に対しキヌア大さじ1(+お水大さじ1)を目安に炊いてみて下さい。
ほんのり黄色みがかかって綺麗です。
プチプチほろっとした食感がくせになりそう。

dav
他にも、粒のままミネストローネなどスープに入れて煮込んでも美味しいですよ♪
(※粒が小さいので、茶こしか小さな粉ふるいを使うと洗いやすいです。)
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普段のご飯に彩りと栄養価をプラスして☆
ぜひ一度お試しされてはいかがでしょうか。