キールズ(kiehl's)をご存知でしょうか?主に基礎化粧品で有名なアメリカ発祥の世界ブランドです。
日本ではランコムやクリニークなど、他の欧米ブランドにおされて、
「名前は知ってるけど・・・」
という方が多いかもしれません。
このキールズ、実はあの中華圏で一番人気の欧米ブランドなのです。「爆買い」など中華圏のリッチな人々のことは、よくニュースになってますね。
このように中華圏のコスメサイトPCLADYのブランドランキングではランコム、エスティローダー、ロレアル等々を抑えての一位です。キールズの中国語名は「科顔氏」です。
同サイトのフェイスクリームランキングでも、あの高級欧米ブランド「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」の看板商品が2位、キールズ商品が1位になっています。
ちなみに「ドゥ・ラ・メール」って中国では「海藍之謎」と訳されてるんですね。もともとは「海」という意味のフランス語です。
日本人にも向いてる? 中華圏が選ぶキールズ(kiehl's)
現在、中華圏では欧米ブランドの化粧品がとても人気があります。
流通している種類の多さは日本に勝るとも劣りません。
そうした欧米ブランドの中で、中華圏から最も高い口コミ人気を得ることができたのが、キールズなのです。
中華圏の人は日本人と肌質が似てる?
アジア人向け化粧品というと、日本では韓国コスメが人気ですね。
韓国女性の肌の美しさに憧れる声もあります。
しかし韓国の人の肌のきれいさは、日本人と元々ちょっと肌質が違うためだともいわれています。
たとえば韓国と同じ民族である北朝鮮の女性も、白くてきれいな肌の人ばかりです。
使っている化粧品は韓国と同じではないでしょうが、シミや吹き出物といった悩みとは、あまり縁がなさそうに見えます。
Meet The Moranbong Band, North Korea's Girls' Generation ➜ Read More: https://t.co/ZCkICCeuW9 pic.twitter.com/ta8Q2HLREY
— Koreaboo (@Koreaboo) July 14, 2017
→参考リンク 「北朝鮮で暮らす女性たち 写真特集」 時事通信
韓国女性と違ってトラブルを抱えがちな日本女性の肌。
そんな日本人に近い肌質を持つと考えられるのが、
日本以外で日本の化粧品が一番人気がある地域、中華圏の人びとです。
資生堂が高い人気を維持し続けているのも、
中国人旅行客がドラッグストアにつめかけるのも
日本人と肌質が近く、日本の化粧品が肌に合うからでしょう。
日本のバブル期にキールズがブレイクしなかった理由
日本でもバブル~90年代までは欧米ブランド化粧品が今以上に人気がありました。キールズも紹介されていました。
しかし、今の中華圏ほどキールズに人気が集中することはありませんでした。
バブルの時代の日本では、まだインターネットが普及していませんでした。そのため当時は宣伝量の多さやブランドの知名度が人気を左右していました。あまり口コミがなかったのです。
欧米ブランドの化粧品はイメージがいいものの、もともとは欧米女性の肌に合わせて作られた製品です。
私たちとはちょっと肌質が違う人達ですね。
欧米で高い人気を獲得した商品でも、日本含むアジア女性に合うとは限りません。
日本人と肌質の近い中華圏の人々が口コミで高く評価する欧米ブランド、それがキールズなのです。
キールズ(kiehl's)ってどんなブランド?
世界に展開するキールズブランド。その主な特徴は以下の4つです
- アメリカ ニューヨーク発祥
- 160年の歴史を持つ老舗ブランド
- 調剤薬局からスタートした会社
- ハーブや天然素材にこだわりがある
日本では公式ネットショップのほか、amazon、楽天といったところでも販売されています。
キールズの人気商品 2点
160年を超える老舗であり、多々の商品を販売しているキールズ。その中でも、人気の高い看板商品が以下の2つです。
ひとつは中華圏サイトで人気一位になっていた「キールズ ウルトラフェイシャルクリーム(UFC)」です。
もうひとつは可憐なカレンデュラの花びらでつくられたトナー(化粧水)「キールズ カレンデュラ ハーバル トナー」です。
カレンデュラとはキンレンカの花のことです。
キンレンカのハーブとしての効果は以下をごらんください。
もちろんキールズ公式ネットショップも、これらを取り扱っています。