一般的に体によいとされるローヤルゼリー。さまざまな商品が普及していますね。
しかし、保存方法をまちがえたり、あまり知識のないまま買ってしまうと、期待はずれの結果にもなりかねません。
ローヤルゼリーを手にするとき、どのようなポイントに注意したらよいのでしょう?
フリーズドライとフレッシュ、どちらがいい?
フリーズドライの商品は室温保存ができ、持ち運びも簡単ですね。
フレッシュ(生)タイプのローヤルゼリーは温度や光によって変質しやすいので、管理に注意が必要です
便利さでいえば圧倒的にフリーズドライですが、栄養価のほうはどうなのでしょうか?
アメリカのサイトを調べると、ローヤルゼリーはフリーズドライ化されると10-HDAなど含まれる重要な滋養が減少するとする意見があります。しかし、その一方でほとんど変わらないとする意見もあり、はっきりしません。
ただ、ローヤルゼリーは体によいという研究報告の殆どは、新鮮なローヤルゼリーでおこなった検査によるものです。
欧米では生ローヤルゼリーの人気とフリーズドライ、サプリメントタイプの人気は拮抗しているようです、。
中華圏ではフレッシュ(生)で、もしくはソフトカプセルで摂るのが一般的です。
フレッシュ ローヤルゼリーの保存方法
効果が確実なものの、なまものでもあるフレッシュタイプ。保存方法のポイントはどこでしょう?
ローヤルゼリーは熱に弱い
生タイプのローヤルゼリーは常温で3日もおいておくと明らかに品質が下がります。
また130度以上の熱を与えても、効果を失います。
しかし-2度の冷温下では一年間の保存が可能とされています。-18度以下なら3年間保存することもできます。
ローヤルゼリーは光に弱い
光もまたローヤルゼリーの品質を劣化させます。含まれる栄養素の減少も報告されています。
光の当たらない暗い場所に保存しましょう
品質を見分ける裏技
ローヤルゼリーは世界的に幅広く売られています。消費者のほうも品質チェックのコツをもっています。
あまり日本では知られてない、そのコツとは?
イソジンを使って品質チェック
デンプンを多く混ぜたりして量をふやしている商品があります。少量のローヤルゼリーを取り分けて、その上にイソジンやヨードチンキなど、ヨウ素を含んだ薬剤を数滴たらしてみましょう。デンプンが多い商品の場合、たらした部分が青紫色に変色します。
重曹を使って品質チェック
ローヤルゼリーを少しとりわけ、重曹などの炭酸ソーダ少量とまぜて常温に置いておきます。
もし浮遊物が全部溶けて、透明感のある薄黄色の状態になっていたら、それは純粋なローヤルゼリーです。
もし濁って溶けていなかったら、不純物が混じっていることをあらわしています。
まるで化学実験のようなチェック方法ですね。ローヤルゼリーにかぎらず、いろいろな商品にも応用できそうです。