カモミールの安眠効果はよく知られていますね。ほかにも老化を防止し、活力、長寿をもたらすハーブといわれています。
一般的には乾燥させて、ドライフラワーの状態にしたあとに使用します。
安眠したい方にとって、自然由来のやさしい効果が期待できるカモミール。どのような特徴があるのでしょう?
カモミール「匂い」の特徴
1.脳に直接はたらきかける
人間の脳のうち、情動の表出を司る部分を大脳辺縁系といいます。
脳のもっとも原始的な部分です。小さな動物でも持っています。
大脳辺縁系は情動のほか、自律神経、ホルモンバランス、記憶力とも結びついています。ちなみに薬物中毒になると自力での脱却が困難になるのは、薬物がこの大脳辺縁系と結びついてしまうからです。
そして、人間がもつ五感のうち、情報が大脳辺縁系にもっとも早くとどくもの・・・それが嗅覚です。
視覚、触覚などは大脳皮質を経由してから大脳辺縁系に届くのに対して、匂いは直接、大脳辺縁系に届きます。
「匂い」は、情緒や精神状態ともっともむすびついている感覚なのです。
カモミールの「匂い」は嗅覚をとおして脳に直接はたらきかけ、緊張を解き、リラックスを促します。肉体のストレスも減少させます。
また大脳辺縁系と結びつくことができるため、海外では不眠対策だけでなく、ヒステリー症状や、悪夢を避けるための鎮静剤としても処方されます。
3.効果が早い
カモミールの「匂い」は嗅覚を通して、脳に直接とどきます。
つまり即効性があるのです。
海外健康情報サイトDr.Axeでは、「香り」による治療は、精神的な問題を解決する上で、もっとも早く効果がみられるという研究結果をとりあげています。
3.副作用がない
ハーブとしてのカモミールの歴史は古く、5000年近く前から利用されてきた記録があります。非常に長い期間、薬品の代わりとして用いられてきたのですね。にもかかわらず、悪い副作用が認められないという、とても安心できるハーブです。
しかし、現代人は昔とは違う問題を抱えています。
アレルギー体質によるトラブルは、ここ数十年で、多くの国々で問題視されるようになってきました。
カモミールもまた、ブタクサなどの花粉に対するアレルギーがある人が使用すると、トラブルになる可能性があるといわれています。
また妊婦さんも、子宮を収縮させる可能性があるため、使用を避けたほうがよいでしょう。
眠りたい人には「オイル」が効果的
カモミールはハーブティーはじめ、オイル、粉末、溶液のかたちでよく利用されます。
効果も安眠だけでなく、抗酸化作用、消化促進作用など、多くの利点をもっています。
求める効果によって、利用方法はさまざまです。
しかし、安眠を求めるなら、エッセンス・オイルが一番ではないでしょうか?
眠りたい方にオイルをおすすめするポイント
・匂いによる効果→即効性がありますね!
・眠る前に水分を取らないですむ→トイレが近くなる、肥満等の心配がない
・手軽に利用できる→枕元においておくだけで処方できます
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